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エアポート出撃ダイアリー #0281 2005.09.18 航空自衛隊 小松基地

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■行程
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0715;小松基地  1520;機材撤収

 0450    起床
 0535    出撃
 0558    JR北陸本線 金沢発 小松行き 乗車
 0628    JR小松駅 着
 0640    航空自衛隊 小松基地 到着
 0715    開門
 0715〜1520 小松基地航空祭 見学
 1631    小松駅 発車
 1710〜2100 飲酒と暇つぶしのパソコンいじり
 2133    金沢駅東口 出発
        (日本中央バス 座席番号13;三列独立シート5列目左側)
 2910    さいたま新都心駅 到着
 3035    帰着


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■コンディション
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天候;快晴 ほんの少しだけの時間 晴
気温;30.5℃、風速;2m/s、風向;西南西
使用滑走路;0715〜1520 RW24
   ※気温および風速風向は気象庁のアメダス(1200小松市)を基に構成


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■小松基地航空祭 プログラム
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0800-1430 基地解放
0745-0815 オープニング飛行
0815-0830 落下傘降下
0835-0850 機動飛行
0940-1010 VADSのデモンストレーション(敵機役はF-2)
1010-1035 救難展示
1040-1150 編隊飛行
1055-1115 機動飛行
1250-1400 ブルーインパルス

0800-1430 地上展示
0800-1430 花自動車運行
0900-1000 歩哨犬訓練展示
1200-1300 歩哨犬訓練展示
0800-1430 写真展、ビデオ、ジオラマ展示
0800-1430 ちびっ子ランド
0830-0930 モデル撮影会
1015-1115 モデル撮影会
1145-1250 祝賀会

※ブルーインパルスは第1区分を実施し、使用周波数は304.8MHzであった。


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■地上展示機
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○航空自衛隊
 F-1  30-8267 もうすぐ全機退役記念の特別塗装
 F-2  03-8103
 F-4EJ 07-8431
 RF-4E 47-6902
 F-15J 02-8921、52-8953
 T-1B  25-5853
 T-2  89-5195
 T-3  01-5535
 T-4  36-5768
 T-4 ブルーインパルス1番機  46-5725
           2番機  46-5731
           3番機  46-5726
           4番機  66-5745
           5番機  46-5730
           6番機  46-5728
           予備機 26-5805
 T-400  41-5052
 E-2C  34-3459
 KV-107 94-4849
 U-4   95-3254
 UH-60J 58-4581 ロービジ
 CH-47J 27-4481


○陸上自衛隊
 AH-1S 73418(JG-3418)
 UH-1  41810(JG-1810)
 OH-6D 31286(JG-1286)

○海上自衛隊
 SH-60J  123-8244
 P-3C   5045 所属部隊の記載なし&ロービジ

○アメリカ海軍
 F/A-18E #300、#105

○エアロック JA11AR

○格納庫内展示
 F-15J 油圧作動展示  ;52-8854
     コックピット公開;32-8081、72-8962


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■装備品展示
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自活車          47-1603 小松基 9移警
炊事車          47-7617 小松基 9移警-1
自動拡大シェルタ     46-7999 小松基 9移警-2
統制装置         46-8459 小松基 9移警
統制装置         46-8458 小松基 9移警
発動発電機        46-8340 小松基 9移警
移動用3次元レーダー装置 46-8315 小松基 9移警
91式携帯地対空誘導弾(SAM-2)
スティンガー
対空機関砲 VADS-I改   #1064
対空機関砲 VADS-I    #1050
対空機関砲 VADS-II省力型 #3562 小松基 6空団-19

81式短距離地対空誘導弾 発射装置 46-7714 小松基 6空団-5
            レーダー 46-7705 小松基 6空団-4
73式大型トラック 46-7480 小松基 9移警-3
?        46-8321 小松基 9移警

人命救助システム一式

無重力バランサー
ボンブリフトトラック
機関砲装置
チャフフレア
航空機模擬標的
赤外線ミサイル標的
レーダーミサイル標的
空対空ミサイル各種(AIM-7M、AAM-4、AAM-3、AIM-9L)
クラスター爆弾
空対地誘導弾

高機動車    06-1782 14普-本
82式指揮通信車 25-1370 14普-本
軽装高機動車  05-2713 14普-4


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■トピックス
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航空自衛隊 小松基地は民間機も小松空港として離着陸している。航空祭会場か
らもJALとかANAの機体がバッチリ見学でき、両社からはウグイス嬢が派遣さ
れ自社の機体が飛んでくる度に機体の説明などをしてくれる。

航空祭に来ている観客へのサービスなのか?は定かではないのだが、JALは
B777-200の甲虫王者ムシキング号、ANAはB767-300のポケモンジェット号が飛
来しお子様連れは大喜びしていた。粋なサービスありがとう。


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■保存展示機
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T-33A  81-5379
T-34A  61-0402
F-86F  52-7408
F-86D  14-8217
F-104J 46-8646

※昨年の調査時と変化はなかった。


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■帰投記録
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1439 F/A-18E×2 厚木基地 へ帰投
1500 SH-60J   舞鶴基地?へ帰投 バイバイフライト付き
1505 F-2     岐阜基地 へ帰投 ハイレイトクライムで青空の彼方に消えた。
1508 F-4EJ    岐阜基地 へ帰投
1520 C-1     美保基地 へ帰投
1523 CH-47J   入間基地 へ帰投

※1510にエプロンを追い出されてしまったので、C-1とCH-47Jの帰投は敷地外
 から確認した。この他の外来機たちも続々と帰投準備を行っていたのだが見
 送りが出来ずに残念でたまらない。
 そう言えば、昨年も早々にエプロンを追い出された記憶がある。もう少し、
 お見送りの時間を作って欲しいものです。
 なお、「ブルーインパルスの帰投は明日以降」と場内放送で案内していた。
 この時、ブルーの機体は増槽の装備作業準備中であったので放送の通り本
 日は帰投しない可能性が大きいと思う。7機全部に増槽を付けて、点検して
 給油すると1時間や2時間では作業の終了には至らないだろう。増槽を装着す
 る作 業も見てみたかったが・・・閉門時間なので仕方がないですよね。


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■航空自衛隊 小松基地
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主な配備部隊;第303飛行隊、第306飛行隊、第9移動警戒隊
       中部航空施設隊第二作業隊、小松救難隊、小松管制隊
       小松気象隊、小松地方警務隊、小松地方情報保全隊
       整備補給群(検査隊、装備隊、修理隊、車両器材隊、補給隊)
       基地業務群(第6防空隊、飛行場勤務隊、施設隊、通信隊
                   管理隊、業務隊、会計隊、衛生隊)
所属隊員数 ;約1,600名
所在地   ;石川県小松市向本折町戊267
アクセス  ;小松駅よりタクシー10分(1,400円)または徒歩50分


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■出撃後記
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航空祭は開門前に到着していたい。「最前列を確保したい」とか「限定販売の
グッズを買いたい」とか特別な目的はないのだけれども、とにかく開門"その
時"を不思議な緊張感で待つのが大好きだ。

そして本日は小松基地。最寄りの駅からはチト遠い。それでも5Km程度なので、
歩けない距離ではないが往路で体力を消耗してしまうのは辛い。

ならば、バスに乗るか? ダメダメ! バスは列が長いし始発バスに乗っても
開門時間には間に合わない。

となると、タクシーに乗るのがベストだけどもお財布に厳しい。ならば、"同
志"を見つけて割り勘で移動したい。

大概の場合、他の誰かが同志を募っているのに便乗するのだが、今朝は誰一人"
言い出シッペ"にならない。

待つこと10秒
短気な私は待ちきれなくなり、一人で立っている人に声をかける。

「小松基地ですか? もしよかったらタクシーご一緒しませんか?」
有難いことに躊躇いもなくOK!

ついでにもう一人にも声をかけると、またまたOK!
10秒位で同志2人をGETして、相乗りタクシーにて小松基地へと向かった。

「早く」「楽に」「安く」移動したい。この価値観は誰でも同じであろうから
簡単に同志が見つかるのでしょうね。

次回からも、同志探しは積極的に行い「早く」「楽に」「安く」移動しヨット。


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■エアポート雑記帳 ; 伊丹のおばちゃん
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数日前、伊丹空港に出撃した。

初対面の人は苦手なので、撮影地に於いても見知らぬ人との会話はほとんどし
ない。

話しかけられても会話は成立することなく、スグニ真っ赤な他人に戻るのが常
であった。

ところが、、、 伊丹のおばちゃんとは長々と話し込んでしまった。

伊丹のおばちゃん;「兄ちゃん飛行機の写真撮っているの?」

心の中では「当たり前だろバカ! お花摘みでもしているように見えるのか!」
と思ったが、伊丹のおばちゃんの人柄か?関西弁が新鮮だったのか?は定かで
はないのだが愛想良く対応した。(この対応はかなり珍しい。)

伊丹のおばちゃん曰く「ボケ防止のために写真を勉強しているんや」とのこと。
年の頃なら65歳くらいなのでボケるにはまだ早いが、写真を趣味にするとは素
晴らしい志なので、ますます話し込んでいった。

カメラは一眼タイプのデジカメ(EOS 1OD ?)に白レンズの望遠ズームを持って
いる。(かなり高級だ)

本人によれば、飛行機を情景写真として作品にしたくて、キャノンの写真教室
に通っているらしい。

それにしては、エアバンドは持っているワ、過去の作品集としてサンダーバー
ドとかイーグルとかブルーインパルスの写真を持ち歩いているワ。。。

これだけ、各地の空港に通いまくっている私でも持っていないような機体の写
真を持っている。

「本当に情景写真を目指しているのか? レアな機体の写真が多すぎるぞ!」
という趣旨の質問をしたら"お道具箱"から「季節と時間による太陽の位置早
見表」が出てきた。

「これで光線のいい場所を探すんヤ!」とのこと。研究熱心と言うか何と言う
か・・・

「世の中にはスゴイおばちゃんが居るもんだな」ってビックリしていると、
「今年は小松基地に行くんだ」と言っていた。

今年の小松基地とは本日の行事である。
大阪からだと日帰りバスツアーがあるそうで、意外にリーズナブルらしい。

今日は伊丹のおばちゃんも航空祭を楽しんだのかな?天気が良くってラッキー
でしたね。


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■出撃経費 ; 12,118円
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JR西日本(960円)、JR東日本(150円)、バス(190円)
コインロッカー(300円)、おいしい水2本(280円)、爽健美茶(150円)
十六茶×2(294円)、発泡酒(794円)
タクシー(1,400円;割り勘のキャッシュバック1,000円)
夕食(カニちらし丼;1,600円)、夜行高速バス(7,000円)

※人間何事も経験が重要だ。昨年の小松基地航空祭後の食事はJR小松駅の立ち
 食いそば「加賀白山そば」
 所詮 立ち食いそばなので期待する方が間違いなのかもしれないが、それでも
 この名称を見てしまうと"名物だ!"って勘違いしてしまった。
 そして今年。朝から何も食べておらず腹ペコ状態で小松駅に着き、そしてま
 たまた、「加賀白山そば」を食べそうになる。
 待て待て!どんなに空腹でも これを食べてはいけない。ガマン我慢がまん。
 斯くして、本日の夕飯は金沢駅の寿司屋で「カニちらし丼」を食す。少々贅
 沢ではあるが、メチャクチャ旨かった。これなら来年も食べたいな。


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