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旧日本海軍 魚雷



九三式魚雷
2014.08.13  広島県呉市 大和ミュージアム

北緯34度14分29秒 東経132度33分17秒

九三式魚雷は、ワシントン条約で主力艦の数を抑えられた日本海軍が、これを補うために開発装備を進めた長射程の「酸素魚雷」である。

従来の魚雷の欠点であった射程距離の不足、航跡発生の問題を解決するため、燃料酸化剤に純粋な酸素を用いていた。

太平洋戦争までに、この技術を実用化できたのは日本だけであった。

開発に成功したのは呉海軍工廠魚雷実験部で、水雷部がおもに製造を担当していた。


主要緒元
直径 0.61m
全長 9m
重量 2,765kg
炸薬量 483kg
速度及び射程 36ノット 40,000m
48ノット 20,000m
動力素 酸素・石油・海水
主機械 横型往復2気筒
採用年 昭和10年(1935年)


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