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仙台市電保存館  1号車 (モハ1型)

仙台市電保存館
宮城県 仙台市 太白区 富沢 字中河原 2-1
北緯38度12分34秒 東経140度51分53秒
2020年

展示されている車両は、大正15年9月に川崎造船所において、価格9,450円で製造された木造四輪単車で、大正15年11月25日の市電創業以来、戦前・戦後を通じて約40年の永きに渡り、仙台市民の足として大いに活躍した。

同型車は1型と呼称し、昭和3年までに30輌購入。

市電廃止決定に伴い、昭和50年12月、廃止記念の一環として保存することになり、交通局にて全面的に修復し、昭和51年3月27日より3日間、お別れ電車運転に参加し、市民に多大の感銘を与えた。

仙台市電保存館建設に伴い、永久保存のため富沢車庫にて再度修復工事を行った。


主要諸元
定員 40人
(内座席18人)
面積 11.2m2
最大寸法 長さ 7,924mm
2,200mm
高さ 3,518mm
自重 7.63t
制動機の種類 手動および電気制動機
車軸 ジャーナル 127mm
長さ 159mm
ホイール、フィット 127mm
長さ 159mm
トラックの種類 四輪台車(ブリル21E)
電動機 種類 直流直巻電動機
出力 18.7kw
電圧 直流600V
個数 2個
歯車比 13:78
制御機の種類 直接直並列式制御器
全負荷時に於ける牽引力 476kg
速度 28.2km/h


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