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旧日本陸軍 空襲警報サイレン



空襲警報サイレン(苦竹陸軍造兵廠)
2005.04.16  仙台駐屯地

太平洋戦争以前、仙台駐屯地は東京第一造兵廠仙台製造所苦竹造兵廠と呼ばれていた。

1938年に建造が始まり十条にある陸軍省兵器部本部の管轄下におかれた。第一工場(20ミリ航空薬莢)、第二工場(12.7ミリ航空薬莢)、第三工場(火薬類)、第四工場(航空弾帯)があり、多くの職員と徴用工(一般国民)、動員された学徒(男子学生)、及び挺身隊(女子学生)を擁し、国防の一翼を担う重要な施設であった。

展示されている空襲警報サイレンは造兵廠の中央付近にあったボイラー施設の屋上に設置されており、警報音は仙台駅付近でも聞こえたとされ地域の人々の命を救った。


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