修武台記念館(入間基地) | 2003年 | I-15 | |||||
2019年 | 1369 | ||||||
太平洋戦争の戦局が悪化し、普通の手段では敵艦を葬ることができなくなり、様々な特効兵器が考案された。桜花もその一つである。 海軍の桜花は自身では離陸飛行できない滑空機で一式陸上攻撃機の下部に抱かれて敵艦に近づき適当な距離になった時に切り離される。 桜花の操縦員はロケットを噴射して速力を高め、敵艦目がけて突入する。 桜花の頭部には1,200kg爆弾が搭載されていた。 機体の構造的には爆弾に翼を付けて人間が乗って操縦しているようなものであった。 また、機体には離着陸に必要な脚や車輪は付けられていない。 桜花は三種類作られたが、実戦に使用されてのは桜花一一型だけである。 |
主要諸元 |
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翼巾 | 5.0m |
全長 | 6.1m |
全重量 | 2,400kg |
推進力 | 火薬ロケット三本 (一本で九秒間噴射可能) |
速力 | 470km/h |
噴射時 | 615km/h |
IJN | Imperial Japanese Navy |