１９５４年の原型機の初飛行以来、世界約５０ケ国で２,０００機以上が使用されている４発ターボプロップ輸送機のベストセラー。（C-130H型の生産数は６９０機）

太胴に高翼式の主翼、後部の大型ランプドアと主輸を収納する機体横のバルジといった中型戦術輸送機のスタイルを確立させた機体である。

また、空中給油型や救難・捜索、電子戦型などの多くの派生型が作られ、H型はE型のエンジンを近代化し、外翼を再設計、電子機器を一新したタイプである。
航空自衛隊ではC-130Hを導入している。

１９８４年に初号機が小牧基地に到着し、現在は１６機態勢で運用されている。
日本各地の航空基地への定期便の運航をはじめ、ＰＫＯ等の国連活動や邦人の海外救出活動にも参加しているため一般的にも広く知られた機体である。

機体後方のカーゴドアから物資、車輌を乗せることが可能で、機内に幅３.１２ｍ、高さ２.８１ｍ、長さ１２.５ｍという貨物室を有し、軍用規格４６３Ｌパレットで最大６枚を搭載可能である。

また、この大型ドアから搭載物資を空中投下する事も可能であり、今日の戦術輸送機の基礎を築き上げた航空機でもある。空挺隊員なら最大で６４名、人員なら９２名まで輸送することができる。
第１輸送航空隊第４０１飛行隊（小牧）

	35-1072	45-1073	45-1074	75-1075	75-1078
	05-1085	85-1086	小牧	小牧	小牧

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小牧基地開庁記念のロゴマーク

小牧基地開庁記念 半世紀の歩み 1959-2009 紺碧の空に平和の願いを込めて