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航空自衛隊 KC-767J 空中給油機

政府は2001年12月14日の安全保障会議において中期防衛力整備計画(2001〜2005年度)での導入を決定した。

空中給油機の機種をB767に決定した航空自衛隊には、同じB767型をベースにした空中警戒管制機(AWACS)の導入実績があり、運用・整備面で効率的だと判断した。

機体価格は4機分で約790億円、4機にかかる30年間の維持経費などは約550億円

航空自衛隊への引き渡し予定は2007年2月で実用試験後の2009年には運用開始となる予定であったが、アメリカ連邦航空局による安全証明の取得に手間取り納期に大幅な遅延が生じていたものの2008年3月末には納入された。

2009年3月には運用部隊として、小牧基地に第404飛行隊が誕生した。

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第404飛行隊

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2009年春、KC-767を装備する空中給油・輸送機部隊である第404飛行隊が新編され、部隊マークが新設された。
精悍な顔付きの馬がデザインされている。
馬がモチーフとして採用された理由は、第404飛行隊が所在する小牧市は古来より馬市が盛んだったことから「駒来(こまき)」と呼ばれていた土地柄に由来する。



主要諸元
全幅 47.57m
全長 48.51m
全高 15.90m
最大離陸重量 176,000kg
最大着陸重量 136,100kg
最大燃料重量 91,627kg
最大速度 Mach 0.84
巡航速度 Mach 0.80
実用上昇限度 13,137m
航続距離 14,075km
乗員 3名(最大12名)
推定価格 247億円


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JASDF Japan Air Self Defense Force KC-767