スポッターズ的ひこうき写真館                                              軍用車輌


陸上自衛隊 60式自走106mm無反動砲


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96-3356

96-3396

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60式自走106mm無反動砲は、戦後日本で初めて造られた装甲戦閾車輌(AFV;Armored Fighting Vehicle)である。

敵戦車に対して地形や掩体などを利用した待ち伏せ攻撃を行う対戦車自走砲である。

Recoilless Rifle(無反動砲)とSelf-propelled(自走)を略して60RRSPとも呼ばれている。

無反動砲というのは、後方に発射ガスを逃がすことで反動をほとんどなくしている砲のことで、反動を吸収するための大掛かりな装置がいらないという利点がある。

ただし、命中精度はあまり良くない。

特徴は乗用車くらいの小さな車体に、不釣り合いなくらい大きな無反動砲を2門搭載していることである。

また、砲架は車長席とともに43センチ持ち上げることが出来る。


主要諸元
全備重量 8.0t
全長 4.30m
全幅 2.23m
全高 1.38m
最高速度 55km/h
乗員 3名
武装 60式106mm無反動砲×2
60式12.7mmスポットライフル×1
メーカー 車体 小松製作所
砲・砲塔 日本製鋼所
スポットライフル 豊和工業
推定価格 5,800万円(1979年)
生産数 250輌


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JGSDF Japan Ground Self Defense Force Type 60 self propelled 106mm cannon