 陸上自衛隊 ８７式自走高射機関砲
８７式自走高射機関砲は、主に戦車部隊と同行して敵の航空機による攻撃を防ぐのが任務である。 そのため、戦車部隊の機動について行けるように戦車と同じ車体と、上空の敵機を攻撃するための高射機砲を２門持っている。 機関砲や機関銃の別名であるAutomatic Weapon（自動火器）を略して「AW（エーダブリュー）」と呼ぱれることもある。 折畳式の支柱の上に取リつけられた棒状のものが、航空機を探すための探索レーダーで、その下の皿型のものが、狙いを付けるための照準レーダーである。 車体は７４式戦車をべースにしており、射撃時に車高を下げて安定を良くすることができる。 砲塔に２門の砲が付いている車輌はあまリないので、すぐに見分けが付くだろう。 静内駐屯地（北海道）の一般公開日には、標的機に対する実弾射撃を見ることができる。 |
