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陸上自衛隊 93式近距離地対空誘導弾(近SAM) クローズドアロー


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通称「近SAM」 1994年から部隊への配備が開始された。

高機動車の荷台に誘導装置と一体化した連装のキャリアを搭載した近距離地対空ミサイルシステムである。

システム全体を簡略化し、1台で完結させることで機動性の高い柔軟な運用が可能となっている。

誘導方式は可視光線と赤外線を併用した画像イメージ追尾方式となっている。

ランチャーの中央部にセットされたセンサーが捉えた画像データをべースに射手がロックオンを掛けると、後はその目標イメージを追尾してミサイルが飛んでいく。

長距離の索敵レーダーなどは持たないので遠距離の目標に対しての誘導はできないが、目の前を飛んでくる敵の対戦車ヘリコプターなどを相手にするには最適な信頼性の高いシステムとなっている。

発射した後はただちに移動し次の攻撃に備える。


主な配備部隊

主要諸元
第 1高射特科大隊 (駒門駐屯地)
第 2高射特科大隊 (旭川駐屯地)
第 3高射特科大隊 (姫路駐屯地)
第 4高射特科大隊 (久留米駐屯地)
第 5高射特科大隊 (帯広駐屯地)
第 6高射特科大隊 (郡山駐屯地)
第 7高射特科連隊 (東千歳駐屯地)
          (静内駐屯地)
第 8高射特科大隊 (北熊本駐屯地)
第 9高射特科大隊 (岩手駐屯地)
第10高射特科大隊 (豊川駐屯地)
第11高射特科大隊 (真駒内駐屯地)
第12高射特科中隊 (相馬原駐屯地)
第13高射特科中隊 (日本原駐屯地)
高射教導隊     (下志津駐屯地)
誘導弾全長 1.43m
誘導弾直径 80mm
誘導弾重量 11.5kg
誘導方式 地上ロックオン
画像+赤外線誘導方式
ホーミング式
操作人員 3名
目標対処能力 同時2目標
誘導弾搭載数 8発
主要構成 発射装置
誘導弾
射撃操作器
目視照準具
開発 防衛省技術研究本部
制作 東芝
推定価格 6億9,000万円


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JGSDF Japan Ground Self Defense Force Type 93 close-range surface-to-air guided missile