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日本航空 DC-10 エンジンから出火

2005年8月12日19時46分頃、福岡空港を離陸した直後のホノルル行き(JALウェイズ58便)のDC-10の第1エンジンが出火した。

火はすぐに消えたが、当該機は洋上で燃料を投棄後ただちに福岡空港へ引き返し20時20分に着陸した。

乗員乗客229名に怪我はなかったが、破損したエンジン部品の破片が地上に落下し福岡市内で数人の怪我人が出た他、自動車のフロントガラスが割れるなどの被害が生じた。

出火の原因は異常燃焼と推察され、事故後に行われた検査ではタービンブレードに損傷が生じていることが確認された。ただし、ファンブレードには損傷がなかったことからバードストライクの可能性はない。

日本航空では更に事実関係の調査を行い原因究明を急いでいる。

また、この事故が起きたのは1985年にJAL123便が御巣鷹山に墜落した日と同じであったことから物議を醸しだした。

事故機


JA8545  DC-10-40
2005.04.30  成田国際空港にて撮影


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