スポッターズ的ひこうき写真館 軍用機
海上自衛隊 US-1A 救難飛行艇 第31航空群第71航空隊(岩国) (一部、厚木分遣隊にも配備されている)
日本が誇る水陸両用の飛行艇で、世界で唯一の水陸両用救難艇でもある。 風速25m、波高3mまで着水可能な高い耐波性を有している。 各地の航空祭で目にすることができ、離島の急患輸送にも用いられるので稀に羽田空港にも飛来することがある。航空祭では大柄に見える機体も羽田空港で見るとかなり小さく見える。 SARとして救難キットや照明弾、マリンマーカーなどのラックと投下装置、捜索用バブルウインドー、救命ロープ投射器、船外機付きボートなどを装備している。 救難ヘリコプターよりも高速で長距離進出可能で、しかも外洋に着水して直接救助活動ができるというユニークかつ強力なSAR機である。 初号機の初飛行は1974年12月3日 7号機(1990年)以降はエンジン強化型US-1Aとなっている。 製造総数は20機 機体番号は9071〜9090で2005年2月22日に最終号機が納品された。 現役機の運用は7機体勢で行われているが、以後は随時US-1A改に更新されていく予定となっている。
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