スポッターズ的ひこうき写真館 軍用機
海上自衛隊 YS-11
1960年代に日本航空機製造が開発した国産のターボプロップ双発旅客機YS-11を訓練用および輸送用に導入した。
輸送用のYS-11はYS-11-300型で「YS-11M」、「YS-11M-A」と呼ばれている。
両タイプとも貨客輸送型で、貨物用の大型サイドドアが胴体左側に設けられており、外見上の違いはほとんどない。
「YS-11T-A」は対戦要員の訓練用として使われている機上作業練習機である。機内に搭載されている対潜機器のほとんどは、P-2J時代の年代物である。
*********************************************************************
YS-11M/MA(輸送機) 第61航空隊(厚木)
YS-11M ;貨物、乗客輸送型
YS-11MA;機上作業練習機
*********************************************************************
YS-11T-A(機上作業練習機) 下総教育航空群 第205教育航空隊(下総)
P-3C乗員の哨戒要因養成任務用
P-2J哨戒機と同様の対潜機器を搭載していたが、余生は機上基本訓練用として使用されていた。
2011年5月18日に全機退役した。
主要諸元 |
|
YS-11P |
YS-11T-A |
全幅 |
32.0m |
32.0m |
全長 |
26.3m |
26.3m |
全高 |
8.9m |
8.9m |
主翼面積 |
94.8m2 |
|
キャビン寸法 |
17.2m×2.7m×1.88m |
|
乗員 |
5+40名 |
5+19名 |
運用重量 |
16,100kg |
|
最大離陸重量 |
23,500kg |
24,500kg |
搭載燃料 |
1,920gal |
|
最大速度 |
480km/h |
448km/h |
離陸速度 |
190km/h |
|
着陸速度 |
175km/h |
|
実用上昇限度 |
20,000ft |
|
海面上昇率 |
1,430ft/min |
|
飛行航続距離 |
2,300km |
2,214km |
トップへ 戻る
JMSDF |
Japan Maritime Self Defense Force |
NAMC YS-11 |
|