スポッターズ的ひこうき写真館 飛行機
L-5E 535025
自衛隊の前身、保安隊で使用されていた連絡機。
1941年に設計され、第2次世界大戦末までに3,282機つくられた。 第2次世界大戦では、アメリカ陸軍の連絡・観測機として第一線部隊で使用された。 最前線近くの狭い飛行場でも離着陸することができたため、前線部隊の貴重な空からの目として活躍した。 主翼は木製羽布張り、胴体は鋼管溶接羽布張りと旧式の機体であるが、頑丈で操縦性に優れ、担架1個を搭載して負傷者を輸送することができた。 日本には1953年にアメリカから35機供与され、パイロットの養成に使用された。 戦後の航空部隊の再建に活躍したが、老朽化のため1956年に使用が打ち切られた。
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