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Lockheed L-1011

L-188エレクトラ以来、ロッキードが長らく中断していた旅客機ビジネスに復帰し、1960年代後半、250席級のジェット旅客機として開発したのが3発ワイドボディ機トライスターである。

ただし、外形的にもかなり似通ったDC-10をダグラスが同時期に開発していたため、オベレーターは二分化され、総数250機を生産したものの、このビジネスは大成功には至らなかった。

基本型の1型に続いて、長距離型の100型機、性能向上型の200型機、短胴長距離型の500型機がある。

 スリランカ航空
 ラスベガスサンズ
 ATAエアラインズ

L1011 アメリカ国内線用の大型機要求仕様により開発がスタートした。

原型型の初飛行は1970年11月16日

この要求に対してはダグラスがDC-10を提案していたため、これに対抗できる機体計画がまとめられた。

機体の形状などが酷似しているが、第2エンジンは機体最後部に配置し、S字ダクトで空気を導く。


主要緒元
L-1011-1
全長 54.17m
全幅 47.34m
全高 16.87m
主翼面積 320.0m
最大離陸重量 195.22t
機体重量 112.0t
巡航速度 960km/h
航続距離 5,300km
標準座席数 256席
総生産数 250機
初飛行 1970.11.16


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