それまで、600ボルト・ED42形で行ってきた碓氷越えを1,500ボルトに昇圧、粘着運転の碓氷新線に切り替えるべく開発された碓氷峠用の補機である。 重連で編成の横川方に連結され、8両編成以内の場合はEF63のみで、9両編成以上の場合はEF63との編成で協調運転を行った。 自重はJR最大の108トンとなっている。 峠ので運転は全て横川方の運転台で制御していた。 平成9年9月の信越本線横川〜軽井沢間廃止に伴い、順次全車廃車になり、現在では1号機(茶色・静態)、10号機(青色・静態)、11号機(青色・動態)、12号機(青色・動態)、18号機(茶色・静態)、24号機(青色・動態)の7両が碓氷峠鉄道文化むらに、2号機(青色・静態)が軽井沢駅に、また大宮工場には解体が行われた7号機(青色)のカットモデルが保管されている。 |
主要緒元 |
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主電動機 | MT52A |
出力 | 2,550kw |
軸配置 | B-B-B |
最高速度 | 100km/h |
製造 | 昭和38年5月 |
廃車年月 | 平成10年5月 |
全長 | 18.05m |
自重 | 108t |