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旧日本陸軍 鹵獲(ろっかく)クルップ砲



鹵獲(ろっかく)クルップ砲
2008.11.15  土浦駐屯地

展示されているのは、ドイツのアルフレッド・クルップ(1812〜1887年)が作った兵器工場で作成され、清国(1636〜1912年まで続いた中国史上最後の王朝)が使っていた口径120mmの火砲である。

砲の刻印から、1884年に作られたものとわかるが、明治27〜28年(1894〜1895年)の間に起きた日本と清国との戦争(日清戦争)で勝利した日本が戦勝記念として鹵獲(戦勝の結果、敵の軍用品を奪い取ること)した物が、敗戦後にアメリカ軍管理となり、昭和32年に武器学校に移管され旧広報館前に展示されていた。


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IJA Imperial Japanese Army

CAMP TSUCHIURA