スポッターズ的ひこうき写真館 蒸気機関車
機関車 D51 465 動輪
展示されている動輪と主連棒はD51 465号機のものである。 465号機は昭和15年に製造され、以来、北海道貨物輸送の花形として活躍した。 追分機関区には、昭和48年、小樽築港機関区より転属、夕張線室蘭本線の石炭輸送を担い、昭和51年にその使命をDLに譲り、静かにその火を消した。 晩年の静態保存されていたが、昭和51年4月13日に追分機関区車庫の火災により僚友のSL4両とともに消失してしまった。 展示されている動輪を支えている左側のレールは、1898年(明治31年)にアメリカのイリノイ社で製造され日本に輸入され阪鶴鉄道(私鉄)で使用されたものである。 その後、大正5年に追分機関区転車台の側線となり、昭和58年8月、転車台改造時に発見された。 右側のレールは北海道官設鉄道が発注し、アメリカのカーネギー社が1900年(明治33年)に製造したものである。
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