スポッターズ的ひこうき写真館                                                鉄道


機関車  くりでん ED201 電気機関車

いしこし チャチャワールド
宮城県 登米市 石越町 南郷 字高森 100

北緯38度45分36秒 東経141度10分26秒

展示されている機関車は、昭和25年に3両新造されたうちの1両である。

昭和30年国鉄の貨車を牽引できるように改造され、細倉鉱山の物資、亜鉛、鉛などの輸送と都会の食糧となる米、農家の肥料、飼料など栗原電鉄の物資輸送の主力として活躍した。

昭和62年細倉鉱山閉山後は、栗原電鉄線で施設の保守作業に活躍していたが、平成7年3月31日に現役を引退した。


○栗原電鉄車両の保存について
この場所に展示されている車両は、栗原電鉄線を昭和30年から平成7年3月31日までの40年間の永い間走り続け、地域の産業文化の発展に大きく貢献してきた由緒深いものである。
栗原電鉄は平成5年12月15日から石越町、若柳町、金成町、栗駒町、鶯沢町および宮城県が加わって経営することになり、平成7年4月1日からは冷暖房完備の新しい車両(レトロ調軽快気動車)にし。社名も「くりはら田園鉄道」と変えて再出発した。
そこで、大変永い間活躍してきた3両を栗鉄線の始発駅(石越駅)である地に保存展示され、栗原電鉄70有余年の歴史の一端を永く後世に伝えている。


主要緒元
重量 20t
牽引重量 175t
全長 8.768m
車輪直径 0.86m
総走行距離 426,480.6km


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