神居古潭公園 北海道 旭川市 神居町 神居古潭 北緯43度43分59秒 東経142度12分07秒 |
〇旧神居古潭駅舎 明治23年、北海道の内陸開発の拠点として旭川村が設置され、明治31年7月16日には空知太(現在の滝川)から旭川まで鉄道が開通した。 神居古潭駅は明治34年12月3日に神居古潭簡易停車場として設置、明治36年5月15日に神居古潭駅となった。 この駅舎および便所は、明治43年に建設された。 その後、大正末期から昭和初期にかけて一度ないし二度の増改築が行われたと推定される。 昭和44年9月30日、函館本線の納内〜伊納駅間がトンネル化されたことにより、神居古潭駅は廃駅となったが、明治期の数少ない駅舎建築として貴重であることから、平成元年に廃駅時の姿形をもとに復元した。 建物は、典型的な小規模駅舎建築であると同時に、明治期における西洋建築意匠導入時の特徴を残す数少ない現存例であり、道央・道北の鉄道発展史を考える上でも貴重な例である。 |