五稜郭(北海道 函館市) 北緯41度47分41秒 東経140度45分16秒 |
展示されている大砲は、徳川幕府海軍の軍艦「開陽」に搭載された「30ポンド短カノン砲」を参考に製作された実物大の模型である。 幕府がオランダに発注して建造した軍艦「開陽」には、当初26門、後に9門が追加され、35門の大砲が装備されていた。 (備砲の数は資料により異なる。) 「開陽」は箱館戦争での松前藩攻撃に際して、江差沖で暴風により座礁・沈没したが、多くの大砲を含めて約3万点もの遺物が海底から引き揚げられている。 |