おもちゃのまち駅東口 栃木県 下都賀郡壬生町 幸町 北緯36度27分59秒 東経139度49分47秒 |
2015年 |
展示されている5号蒸気機関車は、大正・昭和の二代、半世紀の長きにわたり、かぎりないロマンを乗せて走り続け、輸送の大任を果たした。 第一線を引退後は、Tomixという鉄道模型を製造している、おもちゃ団地内のトミー工業株式会社栃木事業所構内に保存されていた。 より多くの人々に親しんでもらえるよう、駅前に移設された。 5号蒸気機関車は、1921年(大正10年)栃木県の宇都宮石材軌道(株)が日本車両製造より購入した。 その後、東武鉄道のNo.58をへて、1938年(昭和14年)に鹿島参宮鉄道(株)の竜ヶ崎線へ移動し、1970年(昭和45年)頃まで使用されていた。 動揺改善が目的と思われるヘンシェル形の変形と言える従輪付きで、C1の軸配置は日本車両製造(株)でつくられた数多くの蒸気機関車の中でも現存する最古のものといえる。 |
主要緒元 |
||
気筒径 | 330mm | |
気筒行程 | 451mm | |
使用圧力 | 12.66kg/cm2 | |
火床面積 | 0.88m2 | |
伝熱面積 | 48.59m2 | |
運転整備重量 | 29.97t | |
水槽容量 | 4.54m3 | |
燃料積載量 | 1.185t | |
最大寸法 | 長さ | 8,312mm |
幅 | 2,642mm | |
高さ | 3,454mm | |
動輪径 | 914mm |