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旧日本陸軍 九六式十五糎榴弾砲



旧日本陸軍 九六式十五糎榴弾砲
2003.09.28  遊就館 (靖国神社)

九六式十五糎榴弾砲は6トン牽引車による迅速な移動と強力な火力を持って機械化砲兵と呼ばれていた。

展示品は野戦重砲兵第一連隊第四中隊の所属
連隊はノモハン事件でソ連軍砲兵と戦火を交えた後、東満州の黒河省神武屯で国境警備に任じた。

大東亜戦争が勃発すると比島に進出しバターンコレヒドールの戦闘に偉功を立て、再び神武屯に帰還した。後に沖縄防衛戦で奮戦したが、糸満市真壁の陣地において1945年6月23日に全弾を撃ち尽くして中隊は砲とその運命を共にした。


主要諸元
口径 149.1mm
最大射程 18,100m
弾量 40.2kg
放列砲車重量 10,422kg


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