スポッターズ的ひこうき写真館                                               飛行機


旧日本陸軍 八九式十五糎加農砲



八九式十五糎加農砲
2003.09.28  遊就館 (靖国神社)

1929年(皇紀2589年)に制式化された火砲で開脚式装輪砲架を持ち、長射程・大威力を誇った。移動には砲身・砲架をそれぞれ8トン牽引車で運搬する。

展示品は沖縄の戦闘において独立重砲兵第百大隊が使用し、首里附近の陣地から嘉手納飛行場を制圧するなど軍砲兵の骨幹として活躍した物である。

砲身部分の多数の弾痕は激戦の跡を生々しく語っており、日本に現存する唯一の八九式15糎加農砲である。


トップへ  戻る